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季節を愛でる 装い


今回、ご紹介したいジャケットがこちら。
うちで作っているジャケットとイタリア キートンのネクタイの組み合わせ。


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これには、実はイメージがあって


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ベネツィアの水上バスで出会った

素敵なイタリアマダムを
イメージした色使いです。



そのマダムを見ていない皆様には、
ちょっとピンとこないと思いますが 



このジャケットのような

サーモンピンクと
パステルグリーン

のバイカラーのワンピースを着ていました。


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ブロンズの肌と髪に

それは、恐ろしいくらいに

バイカラーのワンピースが映えていました。


なかなか

日本人が出来るコーディネートじゃないな。


これもイタリアへ来た醍醐味だと思いました。




このマダムが
着ていたワンピースの素材は


【 リネン/麻 】

でした。



私は男性専門のスタイリストなので


女性のお洋服のファブリックは
あまり詳しくないのですが



やっぱり、女性も夏はリネンを着るんだ!
という感覚でした。



男性の話でいうと

今の時期にもっとも季節感が出せる素材は


やはり、リネンです。


・リネン100%
・リネンとコットンのミックス
・リネンとウールのミックス
・リネンとシルクのミックス


など、様々な使われ方があり


見た目の清涼感はもちろん
機能的にも涼しい体感を感じられます。



スーツやジャケットやシャツなどに


リネンは使われています。



その他に、モヘヤと呼ばれる動物性の素材
などが春や夏に季節感を取り入れられる好素材ですね。



イタリアへ行って、思ったことは


シャツを着ている男性のほぼ100%は

リネンが使われているシャツを着ていました。


これには、驚きました。


イタリアの夏は日本同様、かなり暑いので
機能的にも見た目的にも清涼感を取り入れたいと
いうことだと思うんですが


さすが、イタリアだなって。



ここからは、僕の哲学的な話しになるんですが



ファッションは文化。


文化がファッションを創り


異なる文化がファッションに違いを与えます。




文化の違いは、その地域に住む人や気候の違いから生まれるものだと、私は考えています。




食べ物や住居が気候によって異なることと同じです。その気候に合った衣食住が作られる。


これらは、極めて自然なことであり



人間も自然の一部だと
再認識する瞬間でもあります。




四季の流れや
季節の移り変わりを愛でる。



その季節や四季を感じる。




それがファッションの

楽しみの一つだと思うんです。




和食には、旬の食材を活かす。


という考えが根本にあるように




お洋服にも、そう言った旬があります。
今回、紹介した麻のように。



結局の所、

衣食住と呼ばれる


人が生きるために身近な存在の本質は同じ。



追求していくと
やっぱり、同じところにつながっていくんですね。



季節を感じ、季節を愛でる。



それはその時を感じ、時を愛でる。


ということなんだと。




そして


そうやって季節を楽しむ装い、その様は



やっぱりカッコいいんです。
やっぱり洒落てるんですね。


そうゆう所、イタリア人はよくわかってる。
本質を理解するからこそ、新たな創造も生まれる。


オシャレの本質って、そうゆう所から
特に男性のオシャレってそうなんじゃないかな。


現代の日本人はそういった事を
忘れてしまっているかのような装いが増えているように感じます。



今一度、季節を感じる。


そうゆう所から装いを見つめ直して
みると面白いんじゃないかな。


と思います(^人^)


色んな角度からお洋服を捉えられると


その見方だけ、お洋服を楽しめる。







ファッションスタイリストサービス
◼︎Fashion Consulting Office -Gift-◼︎
スタイリスト 代表  河合 正之 
 
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